肥満のもたらす健康と美容被害

胸5

あなたは、痩せていますか?太っていますか?なかなかその基準は難しく、見た目だけでは判断できないものです。そもそも肥満とは、身体の中で脂肪の占める割合、つまり体脂肪率が高い状態のことを指します。成人男性なら体重の15から20%が脂肪であり、成人女性なら体脂肪率は20%から25%が正常で、30%以上なら要注意です。

体脂肪率を自宅ではかれない場合は、もっと簡単に身長と体重から計算することもできます。

BMIといって体重を身長の2乗で割ることで算出できます。BMIは22.2であるときが最も死亡率が低くなるので、22が標準体重であり目標とされることが多いです。そして、25以上の状態を肥満と呼び、それ以上になると著しく健康を害していることになります。

太っている人に多いのが、日々の食事のバランスの悪さと野菜不足です。野菜が不足すると風邪を引きやすくなったり、神経質になったりと、自分にも他人にもマイナスなことばかりです。更に、美容面から見ても植物から摂取できるビタミンやミネラル等の栄養素が不足することで肌荒れを引き起こす原因になります。

必要以上の体重増加は健康だけでなく美容や精神衛生場も良くないのです。

痩せることは美容と健康の両方に良い

痩せることは美容と健康の両方にとても良いことです。太っていると体の代謝が悪く、運動不足になりがちのため、どうしても老けて見られ易くなってしまいます。多くの場合、痩せれば、それだけでも若く見られることでしょう。

そして、代謝が良くなるので、美肌の効果も期待できます。勿論、体型自体が綺麗になるのは言うまでもない事実です。体重の重さは足腰に負担をきたすので、腰痛や膝の関節痛にもなり易くなります。腰痛などを持っている人は痩せることで大幅に痛みを軽減できることでしょう。

ダイエットをするには、強い意志と長期間に渡る継続が必要です。一時的にダイエットをしても、元に戻せばすぐに戻ってしまうので、食習慣を始めとする生活習慣全体を改善する必要があります。そして、ダイエットが成功した後もそのままの食事制限を続けていかなければならないと考えた方がいいです。

さもなければ、一時的に体重が落ちても、すぐに戻ってしまいます。最悪のケースではリバウンドして太ってしまうので、ダイエットをした意味がなくなってしまうので注意しましょう。但し、ダイエット自体は目的ではないので、過度に体に負担をかけるのは良くありません。

完全なる絶食や偏食は健康と美容を害する原因にもなりますので、行なわない方がいいです。あくまでも、長期間続けられる良い生活習慣に直していくのがダイエットだと思った方がいいです。

肥満に気を付けること

最近の食事は栄養管理がきちんとされているものが多いです。栄養に気を使う人も多いので、ファミレスなどの外食産業も健康志向の食事が多くなってきています。しかし、その中でファーストフードなどの栄養管理があまりされていなくても手軽に早く食べられる食事も多くなり、太らないように気をつけなければいけないのも事実です。

中でも、ただ体重が増えただけではなく肥満に近づいてきているようであれば要注意です。一度肥満体型になってしまうと痩せるための努力すらあきらめてしまうことが多いので、そうなる前に見直していくことが大事です。

運動不足、不規則な食事など見直していかなければいけない点はいくつかあると思いますが、暴飲暴食をやめることも大事です。特にビールが好きな人というのはビールのカロリーのほかにおつまみなどでもカロリーを余分に取ってしまいがちです。

飲むのも夜が多いので、脂肪は付きやすくなります。太ってしまうと見かけが悪いだけでなく、健康にも影響が出てきてしまいます。自分でなかなか気を付けられないときは周りにも注意してもらうといいでしょう。周りの食生活が健康的なものになると、自分も影響されて健康志向になりやすいと思います。